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他院から当院への転院を希望される方は紹介状をご用意ください

当院の受診に紹介状は必須ではありません(特別児童扶養手当や障害児福祉手当の更新を主訴に受診される方には、初診時に紹介状持参を依頼しています)。

ただし、発達や行動面など、当院を受診する理由と同じ目的ですでに他院を受診した方々には、紹介状をお願いしています。

理由としては、

・すでに行われた評価の結果や診断を行った医学的根拠を医療従事者が記した文章で確認する必要があります。大変よく勉強されている保護者は多いですが、特に診断の根拠などについては、医療従事者からの診療情報提供書をもとにしないと、当院での診療に支障をきたす場合があります。

・診断を受けた年月日、はじめて診断を受けた医療機関の初診日などの情報を必要とする診断書が多いため、それらの情報なしには診断書を書けない、あるいは提出先で受理されない場合があります。

・診療した患者の情報を医師同士、医療機関同士で引き継ぐことは、患者に対する責任であり、医療機関同士の礼儀であると考えています。もちろん、受診する方にとって、より適切な診療を受けられるというメリットがあります。

仮に、当院初診日に紹介状が間に合わなくても、受診できないということはありませんが、当院に継続して通院する場合は、紹介状を依頼しています。初回の診療時に必ず確認しています。

ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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11月12日時点での初診予約状況

12月9日頃の受診になる見込みです。

現在、当院は初診を0~15歳(中学3年)までとしていますが、初診までの待機期間や受診後の評価待ち、診断書などの作成状況を考慮して、0歳~中学2年生以下に変更する見込みです。

変更時期については、近々、改めてご案内いたします。

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栄養相談・偏食外来 開始のおしらせ 

11月から栄養士が勤務しています。

お子さんの栄養相談や偏食に関する相談を受け付けています。

ただし、

・血液検査を行う体制を整えているところであるため、11月中に血液検査を実施することはまだできません。12月以降の開始を目標にしています。

・拒食症、過食症などのいわゆる摂食障害、入院や点滴治療が必要な方の治療は当院では行えないため、専門治療が可能な医療機関の受診をご検討ください。

・栄養サプリメントの販売などは行っていません。

・栄養状態の改善のために保険診療上認められている処方を行うことはあるかもしれませんが、発達や行動の課題を改善する目的での栄養サプリメントや栄養関係の処方は、現時点で医学的根拠があるとは言えず、行いません。

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発達・知能検査を行うタイミングについて

発達検査はそのお子さんの発達段階(発達年齢など)をみるものです。発達年齢と発達指数(DQ)が算出されます。

知能検査は検査時年齢の平均的能力を100とした場合、検査を受けた子の能力がどの程度なのかみるものです。知能指数(IQ)が算出されます。

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検査を行う意義として、

・発達段階に合わせたかかわりができるようになる

・得意分野と不得意分野がわかるので、関わり方の参考になる

といったことがあげられます。

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ただし、学力テストのような本人の習得度をみているものとは異なります。特に、知能検査は基本的に生まれつきの能力を見ているため、検査によりますが、8~10歳ころには検査数値はほとんど変わらなくなります。(例外は自閉スペクトラム症を持つ子たちの一部で、12歳から20歳過ぎにかけて、IQが7前後あがるという報告があります)

そのため、

・検査結果に一喜一憂しないほうがいい

・発達指数や知能指数をあげることそのものを目的にしてはいけない

したがって、検査をうける目的は、

検査結果を活用して、こどもの普段の生活の適応力、快適度があげること

過去の結果をもとに対応してきたが、新たな困難が生じているため、再度評価を行って、参考材料にしたい場合

何かの手続き上、結果の提出が求められる場合

となります。

以上より、当院では、前の検査から1、2年たったから、という理由だけではルーチンで検査を行うことはいたしておりません。当院は小さいクリニックで、行える検査の数は限られています。これまで検査を受けたことがなく、検査を受けないと適切な対応や支援につながらない初診患者への評価を早く行うことが地域で発達診療を行うクリニックの役割だと考えています。

大きな医療機関には検査を行えるスタッフが複数います。教育を含めた行政が手続き上必要とする検査の体制を整えるのは行政自身の役割だと私は考えていますし、実際、自治体も一定の検査数を行えるように体制を整えてきています。

当院は保険診療を行っているため、こどもの状態や保護者の意見を確認して、医療的に必要と考えられる検査を優先して行います。

ご理解のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

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10月22日時点での初診枠空き状況

11月28日の週には受診できます。

専門的な医療機関からの転院で、紹介状に診断名が明記されているなどのごく限られた場合をのぞき、初診の日に診断をつけることはできません。

また、現在の診断書受け取りの待ち時間は1~2週間となっており、初診当日に診断書を書く時間はありませんので、ご了承ください。